サイクリングのお供に「写ルンです」を!おすすめポイント紹介します。

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こんにちは、筆者のtak1994です。

皆さんはお出かけやサイクリングの時に、カメラを持っていきますか?持っていくという方でも、デジカメだったりスマホのみの方がほとんどだと思います。

今回はおそらく皆さんにとってなじみの深い、けれどご無沙汰の方も多いであろう「写ルンです」をオススメしていきます!

軽い・壊れない・コンパクトな写ルンですの魅力と、なぜサイクリングにおすすめなのか?その理由を自転車乗り目線で解説していこうと思います

これを機に、久しぶりに「写ルンです」を持ってお出かけしてみてはいかがでしょうか?

目次

はじめに

今回は使い捨てカメラの代表として富士フイルムの「写ルンです シンプルエース」を紹介していきます。

使い捨てフィルムには他にもKodak社やAgfa社からラインナップされているものもありますが、一番入手しやすいこちらを紹介していきます。

写ルンですの基本スペック

まずは写ルンですの基本スペックを見ていきましょう。

大きさ・重さ

・大きさ:W 108×H 54×D 34mm
・重さ:90g(公式値)実測で88gでした

サイズはそこそこコンパクト!ジャージの背中ポケットやサドルバッグ、私の使用しているドイターの0.5Lのトップチューブバッグにも余裕で収まります。

側面にはストラップホールが設けられています
横浜の大さん橋の写真、コンパクトなので背中のポケットに入れていても邪魔になりません

カメラ性能

次は大事なカメラの性能。

ISO(フィルム感度):400
シャッタースピード:1/140秒
F値:10
焦点距離:35mm
撮影距離:1m~無限大
撮影枚数:27枚

ISO400なので暗いところでも撮れる!と思うかもしれませんが、F値が高めなので基本的に日中の屋外(特に晴天の日)で撮影することが想定された設定になっています。

横須賀の三笠公園での1枚、晴れた屋外ならまず失敗しません

逆に屋内や暗いところで使用するときは、フラッシュをONにしないとうまく映りません。(下記注意点を参照)

購入場所

写ルンですが確実に置いてあるのはカメラのキタムラやパレットプラザなどのカメラ屋さん。またはアマゾンなどのECサイトがオススメ。

店頭では税込み1,980円で販売されていました(2024年6月現在)

あとは意外にもコンビニやスーパーにもまだまだ置いてありますよ(電池コーナーの近くにあることが多いです)

サイクリング×写ルンですがオススメな理由!と作例

上記にもある通りこのカメラは

・日中の屋外での使用に適している
・コンパクトで軽い

と、サイクリングに持っていくのにぴったりな条件を持っています。またプラスチックの本体なので多少の衝撃や汗にも強いです

フジのフィルムは青がとてもきれい

普段デジカメを使っていてフィルムで撮ったのなんて遠い昔、な人が大半だと思います。もしくは使ったことなんてない人もいるかもしれません。

そんなデジタルの写真に慣れた目には、久々のフィルムの写真は新鮮で、いつもと違う独特な魅力にあふれて見えるはずです。

横須賀の観音崎灯台

上にも書いた通り撮影枚数は27枚!

すぐ撮りきってしまうんじゃないかと心配になりますが、気軽に撮れない分1枚1枚丁寧に撮るため意外と1日持ちます。

ヴェルニー公園の一枚、この自転車は以前使っていたもの

またフィルムカメラは撮ってもすぐには見れません。現像するまでどんな写真が撮れたのかわくわくするのも魅力の一つです。

写ルンですの注意点

写ルンですは気軽に撮れる一方、注意しないとうまく撮れないポイントがいくつかあります

暗いところは苦手

博物館の400系つばさ、ぎりぎり許容範囲内
日の光が入ってても露光不足な例

写ルンですは暗いところがとても苦手です。

人の目は周りが少し暗くても明るく見ることができますが、「写ルンです」の場合は日の光が少し遮られただけでも暗い写真になってしまいます。

室内や日陰で撮るときはなるべくフラッシュを使う(フラッシュを使ったな~と思う写真にはなる)もしくは暗い所では諦めてスマホで撮りましょう。

近くは撮れない

撮影距離は上にも書いた通り1mから無限遠の間です。

テーブルの上の物は気を付けないとピンボケしますし、手の中の物は頑張って手を伸ばしてもピントが合いません。

曇りの日も少し苦手

上の注意点にも似ていますが曇りの日も少し苦手です

うまく色が映らなかったり、わずかに青空が見えていても薄雲がかかるだけで空が白飛びしてしまいます。

このような場面ではフラッシュを焚くとある程度色乗りが良くなりますよ!

撮ったら(開封したら)早めに現像しよう!

写ルンですには実は使用期限があります

これはフィルムに塗られている薬品が日を追うごとに劣化してしまうため。

未使用であれば購入日から2年程度は期限がありますが、問題は開封した後

すぐにダメになってしまうことはありませんが、特に暑くじめじめした夏なんかは放置しておくと2~3か月ほどで劣化が始まり、写真の発色がどんどん悪くなってしまいます。

期限切れフィルムの例

撮りきれなかった時なんかは、いつか出かけたときに撮ろう…なんて思ってうっかり放置してしまいがちになってしまいます。そんな時は普段撮らない日常の風景を撮ってさっさと現像に出すのがオススメです。

現像場所と総コスト

現像に出すのに一番お手軽なのはやっぱりカメラ屋さん。カメラのキタムラやパレットプラザでは速い店舗なら、お昼に出せば夕方には現像が終わります。

もしくは郵送でプリント(orデータ化)する方法もあります。時間は多少かかりますが、店舗で現像するよりも安く済むことが多いです(送料は要チェック)

撮った写真は現像を依頼する際にCD書き込みやスマホ転送のオプションを選ぶことでデジタル化することができます。

カメラの購入~現像までのコスト

気になるのは買ってから現像に出すまでのコスト。

現像先などでも変わりますが、だいたいカメラ本体+現像の費用で3,500円前後はかかります。

カメラのキタムラで本体購入・現像・CD書き込みをする場合(2024年現在の価格)

・カメラ本体が税込み1,980円

・現像代が税込み950円

・データ化するのに(CD書き込みで)税込み680円

合計 税込み3,680円 かかります。

これを高いと思うかどうかはあなた次第!たまに使うならぎり許せる価格なのではないでしょうか。

さいごに

今回はサイクリングに持っていくカメラとして「写ルンです」を紹介していきました。

この記事を見て、久しぶりに持って行ってみよう!という気に少しはなりましたでしょうか?

撮りたい場面があったらダイヤルを回してシャッターを押すだけ。現像の手間はかかりますが、気軽にぱっといつもと違う雰囲気の写真が撮れるのはとても楽しいですよ!

こんどのサイクリングは、久しぶりにフィルムの色を楽しみに「写ルンです」を持ち出してみてはいかがでしょうか?

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